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RIE MIYATA

「クラシック レオロジー」の世界にたっぷり浸れるチャンス

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こんにちは。ファッションジャーナリストの宮田理江です。

秋冬トレンドのNo.1キーワードは「クラシカル(classical)」。
春夏のリラックスなムードからは打って変わり、
品格レディーがお手本になる、きちんと感を放つ装いです。
先日の展示会リポートでも詳しくお伝えしましたが、
「ガリャルダガランテ」秋冬のテーマは、
「CLASSIC RHEOLOGY(クラシック レオロジー)」。

「レオロジー」とは、物質の流れと変形に関する
学問の事で、「流動学」と訳されています。
クラシックにラグジュアリーなイメージを重ね合わせる
ことによって、表面上の変化を起こすものの、
本質的には変わることがなく、クラシックカジュアルの
本質がかえって際立つといった意味合いが
今回のテーマには込められているそうです。

つまり、落ち着いた重たい印象というよりは、
艶やかな赤が挿し色になっていたり、
光沢を放つものや、華やかなファーをまとったりと、
上品な中にもドラマティックで軽やかなムードが
「ガリャルダガランテ」らしいクラシックを感じさせます。

今までの着こなしからはかなり様変わりするので
どう着こなせばいいのかと、
ちょっと不安に思う方もいらっしゃると思います。

「クラシック」の流れに合った装いを知るには、
やはり、それらをイメージしたアイテムを、
実際に目で見て、手に取ってみるのが一番です。

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その絶好のチャンスが用意されました。

「ガリャルダガランテ」の秋冬テーマである
「クラシック レオロジー」の世界にたっぷり浸れる
イベントが2011年8月18日~31日の間、開催されます。

期間中は「ガリャルダガランテ」各店内がクラシック一色に染まります。

パリをイメージソースにした秋冬アイテムの世界観を、
ご来店の皆様に感じ取っていただきたいという、
パリのムードたっぷりの催しです。

ワイン棚がディスプレーされたり、
70年代パリをイメージした演出が施されたりと、
ショップ全体にパリの雰囲気が漂います。

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パリをテーマにしたこの秋冬は
1日を4つの時間帯に分けて
4章をシーンとして設定しています。

◆チャプター1
朝はセーヌ河の遊歩道を散歩。
やわらかい日差しに似合う、あたたかみのあるベージュを
ベースカラーに据えて、シフォンにニット、ジャージードレス、
ボウタイブラウス、ワイドパンツなどで70年代エッセンスを添えて。

◆チャプター2
昼下がりは秋風を感じながらギャラリー巡り。
ニットコートに身を包み、ドルマンニットやモヘアニットで
ぬくもりを肌で感じながら、パリの美を堪能。
朱赤を差し色にキャメル×白、レオパード×チェックの
レトロシックな装いを楽しんで。

◆チャプター3
夜はオペラ・ガルニエでバレエを鑑賞して、目にもごほうび。
女優ムード漂うつば広帽をかぶってミステリアスな
女性像を寄り添わせつつ、フェミニンな中にも
マスキュリンな一面をのぞかせる装いに身を任せて。

◆チャプター4
夜が更けてきたら、淑女なたたずまいでディナーへ。
タートルニットにケープコート、ファーストール、
さらにロンググローブで女優グレタ・ガルボを思わせる
プラウドフルな姿を見せつければ、
最上の席に案内してもらえるはず--。

期間中に来店すると、紅茶サーブのサービスもあります。
こちらは、パリの紅茶専門店(サロン ド テ)
「MARIAGE FRERES(マリアージュ フレール)」の
人気紅茶の中から、ガリャルダガランテ秋冬コレクション
テーマの「チャプター1~4」までのイメージに合った
フレーバーをセレクトしています。

[紅茶サーブ展開店舗]
表参道、丸の内店、なんばパークス店、
名古屋ラシック店、神戸店、福岡ソラリア店

◆チャプター1 「フレンチ ブレックファースト ティー」
(チョコレートやモルトの薫りがする、フレンチティーの
伝統の中でも最も優れたブレンド。
パリ風の朝食にミルクを入れても、ストレートでも)

◆チャプター2 「1854 創業1854年記念」
(マリアージュ フレール創業年へのオマージュとして
作られた、銀針にほのかなジャスミンが香る伝統のブレンド)

◆チャプター3 「テ ア オペラ」
(赤いベリーがオペラと結びつく緑茶)

◆チャプター4 「マルコ ポーロ ルージュ」
(マルコ ポーロは中国とチベットの甘い花と果物の
フレーバードティーで、フランス流紅茶の傑作。
ルージュはカフェインを含まないルイボスティーのマルコ ポーロ)

マリアージュ フレールはフランス流紅茶芸術の
世界を伝え続ける老舗ブランドです。

日本がまだ江戸時代だった1854年に
アンリとエドゥアールのマリアージュ兄弟が
パリで開いた紅茶専門店は既に150年を超える
歴史を持ち、その名前は世界に知られています。

マリアージュ フレールの各ショップでは
紅茶に加えて、中国茶や日本茶も取りそろえていて、
「茶(フランス語でテ、英語でティー)」の深みに触れる
文化的な体験が味わえます。

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「ガリャルダガランテ」のイベントでは
4種類の紅茶をきっかけに
五感のうち味覚と嗅覚を通して
パリの雰囲気を楽しんでいただけるはずです。

さらに、表参道店では8月20日と27日(どちらも土曜)に
秋冬商品のイメージをお伝えする
チェロの生演奏イベントがショップ内で開催されます。

五感のうち、残る耳と目を楽しんでもらえる企画です。

チェロを奏でて、皆様を楽しませてくれるアーティストは
バイオリニストでもある波多野敦子(はたの・あつこ)さん。

様々なバンド活動を経て、2009年からは
弦楽プロジェクト「triola」をスタート。
ヴィオラに手島絵里子さんを迎えたデュオとしても活動しています。

エゴ・ラッピンやトウヤマタケオ、mama!milkらの
作品にも参加してきた、気鋭の弦楽器奏者です。
2003年に最初のアルバム『Water for 13』をリリース。
2007年には画家・アートブック作家のnakabanとの
共同制作名義による、映像作品『三つの箱』(DVD)も発表しています。

彼女の生み出すチェロやヴァイオリンの調べは
叙情詩のようだったり、おとぎ話のようだったり。
ストリングスの折り重なるアンサンブルは
聴き手に思い思いの物語をささやきかけます。

今回のイベント会場で流れるメロディーに
耳を傾けていると、いつの間にかパリの街角に
たたずんでいるような気分に誘われることでしょう。

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「ガリャルダガランテ」らしい独自のクラシックを
感じ取るには、やはりショップ店内で直接、
商品に触れるのが一番分かりやすいはず。

五感の最後、触感は皆様の指や肌で
パリの空気感まで楽しんでください。

CLASSIC RHEOLOGY
2011年8月18日(木)~31日(水)
詳細はこちら

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