Aug.31.2011
10:16 PM
[ Rie Miyata ]
パリの空気たっぷり! 映画情報&ファッション動画公開
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こんにちは。ファッションジャーナリストの宮田理江です。
この秋冬の「ガリャルダガランテ」コレクションは パリからインスパイアされていることは、 今までにも何度かこちらでお伝えしてきました。

「クラシック」が大きなファッショントレンドになる この秋冬ですが、「ガリャルダガランテ」の提案するスタイルは 単に一昔前の装いではなく、パリという趣深いフィルターを 通してフレンチシック&アンニュイに彩られています。

ショップもパリの1970年代ムードに包まれます。

そんなパリの魅力を収めた動画が 「ガリャルダガランテ」の公式サイトで公開されました! 実際にパリロケーションで撮り下ろした映像が まるで短編映画のように流れます。

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今回は、パリの魅力をたっぷりお伝えしつつ、 その気分に乗って、「ガリャルダガランテ」のムービーを ぜひご覧頂きたいと思います。

パリのよさはその変わらない街並みや 暮らしスタイルにあるとも言えるでしょう。

新都心の誕生といった部分的な都市開発はあっても、 街のたたずまいは今も昔の雰囲気を残したまま。

アスファルトだらけの日本とは違って、 石畳の踏み心地は足裏からも歴史を感じさせてくれます。

街自体にムードがあるから、これまでにたくさんの 映画の舞台となってきました。

「ムービー」ではなく「シネマ」と呼びたくなる 映画の名作、話題作が数多く撮られています。

つい最近も名匠、ウディ・アレン監督がパリを舞台にした ロマンチックコメディー『ミッドナイト・イン・パリ(原題Midnight in Paris)』を 撮り、世界各地で大ヒットとなりました(日本公開は未定)。

「ガリャルダガランテ」プレスの高田さんと永井さんが 撮影でパリを訪れた際も、『ミッドナイト・イン・パリ』の ポスターがあちこちに貼られるほどの大変な盛り上がりだったそうで、 新たなパリ映画の代名詞的存在となりそうです。

フランス大統領夫人のカーラ・ブルーニが カメオ出演したことでも話題になったこの映画では、 主人公の脚本家が1920年代のパリにタイムスリップ。 ピカソやダリ、モディリアーニといった当時の芸術家たちと出会います。

タイムスリップできない私たちでも、街をそぞろ歩き、 カフェでくつろぐだけで、時を超えたヒストリカルな 体験ができるのが、パリという街の不思議なところです。

そこで、パリの見どころを、過去に話題になった パリ映画とともに振り返りながら、 「ガリャルダガランテ」秋冬コレクションのテーマ 「クラシック・レオロジー」を重ね合わせてご紹介していきましょう。

この秋冬コレクションのスタイリングでは、 1日を4章に分けて、朝から夜までの時間帯ごとに 各シーンにふさわしい装いを提案しているから、 パリロケで撮られた映像を眺めていると、 自然とそのシーンに重なるような映画が頭に浮かんできます。
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◆チャプター1 ~朝のセーヌ河べりの遊歩道を散歩~

セーヌ河に架かる橋と言えば、 映画『ポンヌフの恋人』(1991年)の舞台になった橋 「ポン・ヌフ」を連想する人もいらっしゃるでしょう。

ジュリエット・ビノシュ、ドニ・ラヴァン主演のこの映画は、 天涯孤独で大道芸人の青年と、目の病で絶望にさいなまれていた 女性がこの橋に引き寄せられたかのように出会い、 打ち上げ花火のように恋の炎を燃え上がらせ、 恋愛のよろこびと残酷さに翻弄されるという、純度の高いラブストーリー。

この映画の撮影に当たっては南仏の田舎にパリの街並みを再現しました。 実際のポン・ヌフは凱旋門、エッフェル塔と、ノートルダム寺院の間に 位置するという、パリの醍醐味を満喫できる絶好の場所にあるだけに、 パリを訪れたら、ぜひ足を運びたい名橋です。

◆チャプター2 ~昼下がりのギャラリー巡り~

秋冬コレクションのイメージフォトは、実際のポンヌフでも 撮影されていますから、「ガリャルダガランテ」のサイト内で ニット主体のレトロシックな装いが本物のパリの街並みと どのようになじんでいるかを確かめてみてください。

面白い事に、ポンヌフはフランス語で「新しい橋」という意味ですが、 実際にはセーヌをまたぐ最も古いパリの橋です。

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オペラ座の怪人 スペシャル・エディション DVD発売中 3,990円(税込) 発売:ギャガ 販売:メディアファクトリー (C)2004 Scion Films Phantom Production Partnership.

◆チャプター3 ~夜のオペラ座(オペラ・ガルニエ)でバレエを鑑賞~

オペラ座が舞台の映画は何と言っても、『オペラ座の怪人』(2004年)。

日本でもロングランとなった、アンドリュー・ロイド・ウェバー作曲の 同名ミュージカルを映画化した内容です。

物語の舞台は19世紀末のオペラ座。 このオペラの殿堂には、人知れず謎の怪人が住み着く。 怪奇な事件を次々と引き起こしていた怪人は 若手女優クリスティーヌの才能を見いだし、彼女をプリマドンナへと導く。

白い仮面をかぶって素顔を隠した怪人は 自分が潜むオペラ座地下へクリスティーヌを連れ去る。

彼女の幼なじみのラウルは さらわれたクリスティーヌを追って、 怪人の隠れ家である、地下の広大な水路へ向かう。

秘かに自分の歌唱力を伸ばしてくれた 「音楽の天使」だと信じて 怪人に従っていたクリスティーヌだったが、 仮面の下に隠された怪人の正体を知ってしまい......。
タイトル通り、ストーリーはほとんどオペラ座内で進みます。
もちろん、実際のオペラ座には怪人が住み着いてはいませんが、 天井には幻想の画家マルク・シャガールの大作が描かれ、 上演中でなくても見学できるので、オペラやバレエの雰囲気に浸れます。

オペラ座周辺は高級ホテルやブランドショップが集まり、 観光客にもなじみ深いエリアです。

ルーブル美術館にも歩いて行ける距離ですし、 小粋なカフェが点在しているので、通りに面した席に座って、 道行くパリジェンヌの着こなしを眺めるのも 楽しいひとときになるはずです。

日本でもオペラやバレエは楽しめますし、 演劇、歌舞伎、映画などにおめかしして出掛けるのは、 気持ちが浮き立つ格好のおしゃれシチェーションです。

つば広帽をかぶって女優気取りでシアターに出掛け、 終演後は今見たばかりの感想を同伴者と語り合うのも、 味わい深いアフターショーの過ごし方です。
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◆チャプター4 ~夜景をバックに優雅なフレンチディナー~

パリの夜はワインとともに更けていきます。

パリのレストランが舞台の映画『レミーのおいしいレストラン』(2007年)は、 シェフを夢見るネズミのレミーが人間の見習いシェフとコンビを組んで、 パリのフランス料理界でトップシェフを目指す物語です。

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Mpic012.jpg レストランやビストロと並んで、パリの食文化を物語る存在がカフェ。 そのカフェが主な舞台の『アメリ』は2001年の映画ですが、 パリの街並みはずっと様変わりしていないことが感じ取れます。 カフェで働くアメリが主人公とあって、 パリのカフェ文化に触れる格好の作品です。 舞台になったカフェ「カフェ・デ・ドゥ・ムーラン」は実在していて、 ノスタルジックな雰囲気を残すモンマルトル地区にあります。

そのほかにも、パリを舞台にした映画がたくさんあります。
『ムーラン・ルージュ』(2001年)

モンマルトル地区にある有名なナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」。 ニコール・キッドマン主演でおなじみの100年以上の歴史を持つ クラブを舞台にした映画です。

『パリの恋人』 (1957年)
ファッション誌の写真家(フレッド・アステア)が 書店員(オードリー・ヘプバーン)を新人モデルとして発掘して、 パリで撮影するうちに恋に落ちる物語。 「永遠の妖精」と呼ばれたヘプバーンの魅力を引き出した、 上品クラシカルな衣装は、この秋冬ファッショントレンドと見事にリンク。 『ローマの休日』『麗しのサブリナ』を手がけた衣装デザイナーの イーディス・ヘッドと、パリのメゾンを率いるユーベル・ド・ジバンシーが 共同制作した衣装も見物となっています。
『地下鉄のザジ』 (1960年)
60年代のパリを実感させてくれる映画で、 10歳のおてんば少女ザジが地下鉄スト中のパリを駆け巡ります。 この映画にも登場する、パリらしさを印象づける建造物のひとつが、 日本では「アーケード」と呼ばれる、ガラス屋根付き商店街の「パサージュ」。 19世紀に現れたパサージュは風雨に邪魔されず、 買い物や娯楽が楽しめる空間として人気を博しました。 トンネルのような細い路地に踏み込むと、 古き時代のパリに迷い込んだような気分にさせられます。 その後、大半はさびれてしまい、現在では数えるほどしか 残っていませんが、その独特の陰影豊かな空間は パリの原風景と呼ぶにふさわしいおもむきに満ちています。

『ダヴンチ・コード』(2006年)

シャンゼリゼ大通りや凱旋門、ルーブル美術館など、 パリの名所がたくさん登場する映画です。 主演のトム・ハンクスとオドレイ・トトゥが暗号を解きながら、 パリのあちこちをかけずり回るスリリングな展開に引き込まれます。

『パリ、ジュテーム』 (2006年)
同じようにパリのあちこちが登場する映画です。 コーエン兄弟やガス・ヴァン・サントら名だたる18人の 映画監督が5分間ずつ撮ったショートストーリーを集めた作品。 思い思いのパリを切り取っていて、この街の多面性を実感できます。

既に挙げた作品以外にも『巴里のアメリカ人』『昼下りの情事』『ディーバ』 『シャレード』『ビフォア・サンセット』『幸せはシャンソニア劇場から』など、 パリを舞台にした映画はいっぱいあるので、チェックしてみてください。

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こんなに多くの映画人を惹き付けてやまないパリの魅力を収めた 動画が「ガリャルダガランテ」の公式サイトで公開されています!

チャプター1~4のイメージに基づいて、パリロケーションで 撮り下ろした映像がまるで短編映画のように流れます。

パリに行く機会があまりない人でも、 この動画を見て、パリの空気感とファッションを楽しめるはず。

この秋冬の着こなしのお手本は往年の映画女優だけに、 パリ映像のスタイリングを参考に、ワードローブに採り入れたい アイテムを見つけてみてはいかがでしょう。

「ガリャルダガランテ」クラシック・レオロジー動画が公開中! こちらをご覧ください。
Aug.30.2011
10:14 PM
[ Hiromi_Aurousseau ]
IMAYIN - アジアから生まれたバッグ
こんにちは パリのひろみです。 残暑お見舞い申し上げます。 先日 IMAYIN のデザイナー David に彼が好きなフォトグラファーを話してもらいました。 旅を通して人生を学び、デザインのインスピレーションを得るというDavid がお勧めしてくれた写真家はSteve Mc Curry と UNICEFでも活躍する Sebastiao Salgadoです。 疲れて帰った夜でも彼らの写真集を手にするとあっという間に異国を旅して廻ることができる。しかも我が家のソファーに座ったままで..とDavidが語る 写真家達の共通点は インドをはじめアジアを旅し、人を正面から真っ直ぐに捉えて撮り続け、喜びや恐怖感といった感情をハッキリと写し出して見せる事です。1度目にしたら釘付けになってしまうイメージや 見る人に忘れられない強い印象を残す事が特徴です。
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photo : Steve Mc Curry http://stevemccurry.wordpress.com/ http://www.stevemccurry.com/main.php
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photo : Sebastiao Salgado http://monsieurphoto.free.fr/index.php?menu=1&ss_menu=1&Id=23&letter=S&page=1
さて今回ご紹介するスペイン生まれの Imayin は1998年に奥さんとDavid の2人でインドにバックパッカーで旅立った瞬間からスタートしました。驚きと感動の連続で不思議な事だらけのインドにすっかり魅せられてしまった旅だったそうです。特にパキスタンとの国境近くのグジャラート州ではリッチな刺繍を施した布を沢山購入しハンドバッグを作るアイディアがここで生まれたそうです。 スペインに戻った2人は早速このバッグをセレクトShopに見せに行きました。どこのお店からも大好評、そして Imayin が本格的にスタートしました。

Imayin は イマジネーション の IMAとYIN-YANGの女性形 YINを掛け合わせた言葉で、アイディア、言葉、フィーリングをミックスするという意図の元にブランド名となりました。 この起点とも言える思い出深い旅の後、今でも2人はステキなアイディアやクラフトマンシップ、そして新しい感動を求めてインドを中心にアジアの旅を続けているそうです。

これまでに特に心に残った旅はどこかと尋ねたところ、1つを選ぶのはとても難しいけどあえて言うならチベットとの答えでした。 標高 700 mのネパールのカトマンズからジープで出発し、2日目にはヒマラヤの世界で一番高い道路を走り、あっという間に標高 5 600 mに達した時の景観は言葉で表現できない、単に信じられない体験だったそうです。それだけではなくチベットの人々の生き方、古都 Lasha とポタラ宮 など 感動に包まれた旅だったそうです。

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このような旅から生まれてきたImayin のバッグがこの秋、ガリャルダガランテに初登場します。 とある国では伝統品と呼ばれる古い素材や技術が、別の国の人から見れば新鮮で感動を与える物に生まれ変わる素質を備えているのです。その素質を発見し現代風のバッグに変わる様にデザインされたバッグはコットン、リネン、カシミア、シルク、レザーなど 常に自然な素材に拘り、刺繍やビーズワークなどハンドクラフトの技術がふんだんに生かされています。

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使い安いサイズで機能性も兼ねたデザイン。 インドやインドネシアで形を取ったバッグはスペインで入念に仕上げられます。

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アジアに惹かれてやまない2人ですがお料理の話になると " パエリア、パエリアそして パエリア" と繰り返していました。根っからのスペイン人なんだそうです。 週末は友人達を呼んでパエリアを囲む事も有るとか。

最後に尊敬するアーティストとして挙げてくれたのはサルバドール ダリ。たぐい稀な才能と豊富なアイディア。途方もない偉大なスペインのアーティストだと絶賛していました。 個人のオリジンを誇りに思い、ベースを大切にしているからこそ、異文化に惹かれて新しい発見を楽しみながらも上手なさじ加減が出来るのだと思います。 商品は 先日 スペインを出発し日本に向かいました。近々ガリャルダガランテに登場しますので 楽しみにお待ちください。

さて皆さん 8月のパリをご存じでしょうか? 普段のパリは何時も渋滞でどこに行っても混雑している街ですが、8月はこぞってバカンスに出てしまった様子でガランとしています。レストラン、カフェ、ブティックも8月末まで休暇を取る所が多く街は少し寂しいくらいです。 そんな中で久しぶりに行った美術館 Musee des Arts et Metiers (工芸 ・技術博物館)をご紹介します。

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ここは隣接した教会の高い天井から フーコーの振り子が展示されて揺れているところです。他にこの空間を使いブレリオの飛行機なども展示されていますが、私は展示物自体よりも、教会という特別な場所を有意義に再利用した大胆さに感動します。

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機織りの様な工芸品を作る技術から、天体観測器、砂時計まで技術的な遺産が展示されています。訪問した後は併設されている カフェ レストラン A Toutes Vapeurs で一休みがお勧めです。 ここは全てが蒸し料理とサラダのヘルシーなメニューが揃っていて、きちんと食べよう!というコンセプトでファーストフードに対抗したレストランです。デザートも蒸したパイナップルとプルーンにキャラメルソースが掛かった物でした。 パリ市内に他にも数軒有りますから試して見てください。

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ヒメジ とニョッキの蒸し料理

Musee des Arts et Metiers (工芸・技術博物館) 60. Rue Reaumur 75003 Paris www.arts-et-metiers.net 休館:月曜日、祝祭日 火曜〜日曜 10h00~ 18h00 (水曜日 21h00まで) A Toutes Vapeurs : 7 Rue de l'isly 75008 Paris 他 www.atoutesvapeurs.com
Aug.26.2011
10:55 PM
[ Buyer ]
話題のデニムブランドMOTHER
こんにちは、バイヤーの山之上です。

本日は、ニューヨークにて買い付けてきました セレブ御用達ブランドMOTTERのデニムをご紹介致します。
2010年誕生のブランドMOTHERはSeven For All Mankindの クリエイティヴディレクターTim Kaedingと、 Citizens of Humanityなどのセールスを手掛けたLela Tillemとの デニム界の巨匠がタッグを組んで生み出したブランド。
GALANTEではデニム以外にも、カラーコーデュロイの今年らしいピンクレンガやマスタードを セレクト。

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MOTHERは日本のkuraboやKaiharaなどの高級デニムの使用や、 さまざまな素材のブレンドや加工を得意とし、 ニット編み手法を使って柔らかさを実現しています。 シルクやカシミヤタッチのような履き心地が魅力のデニムです。

RIMG6394.JPG ¥24,150

そして、レザーやエナメルに型押ししたブランドタグがさり気なく可愛いです。 タグの色は、それぞれに異なりそのパンツに合った色のものが 取り付けられているこだわりぶり。

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ポケットのステッチのカラーも1本ずつ異なります。

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色使いがきれいなコーデュローイパンツは、ボタンも同じ色に染められているので カジュアルすぎずキレイな印象でもはいていただけます。 そして、後ろのポケットにはMETHERのMのステッチが入っています。

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RIMG6396.JPG ¥23,100

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お店にて履き心地のよさを実感していただければ気に入っていただけること 間違いないです。秋の新作デニムを是非見にいらしてください。
Aug.23.2011
5:51 PM
[ Press ]
クラシックレオロジー、チェロの演奏とともに。。。
こんにちは。 プレスの永井です。
なんだか東京は涼しくて、夏が終わってしまったのでは、と焦ってしまいました。 でも秋物も少しずつ、纏えるのがうれしいですね。

さてさて、宮田さんのブログでもご紹介いただきましたが、 ただいまガリャルダガランテ全店でクラシックレオロジーフェアを開催しております。
宮田さんのブログはこちら

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先日 8月20日(土)にガリャルダガランテ表参道店では クラシック レオロジーのイベントの1つとして、チェロの演奏を行いました。 twitterでも告知をさせていただきましたが、とっても落ち着いた音楽が心地よく、 秋のお洋服にぴったりでした。
演奏してくださったのは、波多野敦子さん。
素敵な波多野さんのHPはこちら
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次回は8月27日(土)
1回目:14時~ 2回目:18時30分~
次回はチェロではなく、、、また違った演出をしてくださいます。 是非お立ち寄りください。
*  *  *  *  *
そして、メルマガ会員様限定イベントも同日に開催されていました。 モデルの小林里香さんにお越し頂き、
カラーセミナーを行いました。
ガリャルダガランテ ディレクターの山崎さんとのトークイベント。 山崎さんのイメージする、優しい女性、理想の女性、かわいい女性、洗練された女性をイメージする コーディネートが並び。
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その4つのコーディネートの中で好きなものをお客様に選んでいただき、、、
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そして、 里香さんが持参された、たくさんのカラーボトルの中から、 今回は4つに絞ってセミナーが進みました。
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2層に分かれていてとってもきれいなんです。 ボトルの方も、4つの中から、好きな色をお客様に選んでいただきました。
最後に答えあわせをすると、 皆様不思議と、カラーボトルと好きなコーディネートが一致!!
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選んだコーディネートを最後、ご試着していただいたのですが、 皆様、とっても素敵! 「いつもパンツしかはきませんが、ワンピースもいいですね~!」などなど、うれしいお言葉も。
なんだか、皆様、キラキラされていて喜んでいただけました。 カラーからさまざまな発見やパワーをもらえるセミナーでした。 里香さんありがとうございました。
ご来店いただきました、皆さま、ありがとうございました。
Aug.20.2011
5:20 PM
[ Rie Miyata ]
「クラシック レオロジー」の世界にたっぷり浸れるチャンス
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こんにちは。ファッションジャーナリストの宮田理江です。
秋冬トレンドのNo.1キーワードは「クラシカル(classical)」。 春夏のリラックスなムードからは打って変わり、 品格レディーがお手本になる、きちんと感を放つ装いです。 先日の展示会リポートでも詳しくお伝えしましたが、 「ガリャルダガランテ」秋冬のテーマは、 「CLASSIC RHEOLOGY(クラシック レオロジー)」。
「レオロジー」とは、物質の流れと変形に関する 学問の事で、「流動学」と訳されています。 クラシックにラグジュアリーなイメージを重ね合わせる ことによって、表面上の変化を起こすものの、 本質的には変わることがなく、クラシックカジュアルの 本質がかえって際立つといった意味合いが 今回のテーマには込められているそうです。
つまり、落ち着いた重たい印象というよりは、 艶やかな赤が挿し色になっていたり、 光沢を放つものや、華やかなファーをまとったりと、 上品な中にもドラマティックで軽やかなムードが 「ガリャルダガランテ」らしいクラシックを感じさせます。
今までの着こなしからはかなり様変わりするので どう着こなせばいいのかと、 ちょっと不安に思う方もいらっしゃると思います。
「クラシック」の流れに合った装いを知るには、 やはり、それらをイメージしたアイテムを、 実際に目で見て、手に取ってみるのが一番です。
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その絶好のチャンスが用意されました。
「ガリャルダガランテ」の秋冬テーマである 「クラシック レオロジー」の世界にたっぷり浸れる イベントが2011年8月18日~31日の間、開催されます。
期間中は「ガリャルダガランテ」各店内がクラシック一色に染まります。
パリをイメージソースにした秋冬アイテムの世界観を、 ご来店の皆様に感じ取っていただきたいという、 パリのムードたっぷりの催しです。
ワイン棚がディスプレーされたり、 70年代パリをイメージした演出が施されたりと、 ショップ全体にパリの雰囲気が漂います。

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パリをテーマにしたこの秋冬は 1日を4つの時間帯に分けて 4章をシーンとして設定しています。
◆チャプター1 朝はセーヌ河の遊歩道を散歩。 やわらかい日差しに似合う、あたたかみのあるベージュを ベースカラーに据えて、シフォンにニット、ジャージードレス、 ボウタイブラウス、ワイドパンツなどで70年代エッセンスを添えて。
◆チャプター2 昼下がりは秋風を感じながらギャラリー巡り。 ニットコートに身を包み、ドルマンニットやモヘアニットで ぬくもりを肌で感じながら、パリの美を堪能。 朱赤を差し色にキャメル×白、レオパード×チェックの レトロシックな装いを楽しんで。
◆チャプター3 夜はオペラ・ガルニエでバレエを鑑賞して、目にもごほうび。 女優ムード漂うつば広帽をかぶってミステリアスな 女性像を寄り添わせつつ、フェミニンな中にも マスキュリンな一面をのぞかせる装いに身を任せて。
◆チャプター4 夜が更けてきたら、淑女なたたずまいでディナーへ。 タートルニットにケープコート、ファーストール、 さらにロンググローブで女優グレタ・ガルボを思わせる プラウドフルな姿を見せつければ、 最上の席に案内してもらえるはず--。
期間中に来店すると、紅茶サーブのサービスもあります。 こちらは、パリの紅茶専門店(サロン ド テ) 「MARIAGE FRERES(マリアージュ フレール)」の 人気紅茶の中から、ガリャルダガランテ秋冬コレクション テーマの「チャプター1~4」までのイメージに合った フレーバーをセレクトしています。
[紅茶サーブ展開店舗] 表参道、丸の内店、なんばパークス店、 名古屋ラシック店、神戸店、福岡ソラリア店
◆チャプター1 「フレンチ ブレックファースト ティー」 (チョコレートやモルトの薫りがする、フレンチティーの 伝統の中でも最も優れたブレンド。 パリ風の朝食にミルクを入れても、ストレートでも)
◆チャプター2 「1854 創業1854年記念」 (マリアージュ フレール創業年へのオマージュとして 作られた、銀針にほのかなジャスミンが香る伝統のブレンド)
◆チャプター3 「テ ア オペラ」 (赤いベリーがオペラと結びつく緑茶)
◆チャプター4 「マルコ ポーロ ルージュ」 (マルコ ポーロは中国とチベットの甘い花と果物の フレーバードティーで、フランス流紅茶の傑作。 ルージュはカフェインを含まないルイボスティーのマルコ ポーロ)
マリアージュ フレールはフランス流紅茶芸術の 世界を伝え続ける老舗ブランドです。
日本がまだ江戸時代だった1854年に アンリとエドゥアールのマリアージュ兄弟が パリで開いた紅茶専門店は既に150年を超える 歴史を持ち、その名前は世界に知られています。
マリアージュ フレールの各ショップでは 紅茶に加えて、中国茶や日本茶も取りそろえていて、 「茶(フランス語でテ、英語でティー)」の深みに触れる 文化的な体験が味わえます。
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「ガリャルダガランテ」のイベントでは 4種類の紅茶をきっかけに 五感のうち味覚と嗅覚を通して パリの雰囲気を楽しんでいただけるはずです。
さらに、表参道店では8月20日と27日(どちらも土曜)に 秋冬商品のイメージをお伝えする チェロの生演奏イベントがショップ内で開催されます。
五感のうち、残る耳と目を楽しんでもらえる企画です。
チェロを奏でて、皆様を楽しませてくれるアーティストは バイオリニストでもある波多野敦子(はたの・あつこ)さん。
様々なバンド活動を経て、2009年からは 弦楽プロジェクト「triola」をスタート。 ヴィオラに手島絵里子さんを迎えたデュオとしても活動しています。
エゴ・ラッピンやトウヤマタケオ、mama!milkらの 作品にも参加してきた、気鋭の弦楽器奏者です。 2003年に最初のアルバム『Water for 13』をリリース。 2007年には画家・アートブック作家のnakabanとの 共同制作名義による、映像作品『三つの箱』(DVD)も発表しています。
彼女の生み出すチェロやヴァイオリンの調べは 叙情詩のようだったり、おとぎ話のようだったり。 ストリングスの折り重なるアンサンブルは 聴き手に思い思いの物語をささやきかけます。
今回のイベント会場で流れるメロディーに 耳を傾けていると、いつの間にかパリの街角に たたずんでいるような気分に誘われることでしょう。
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「ガリャルダガランテ」らしい独自のクラシックを 感じ取るには、やはりショップ店内で直接、 商品に触れるのが一番分かりやすいはず。
五感の最後、触感は皆様の指や肌で パリの空気感まで楽しんでください。
CLASSIC RHEOLOGY 2011年8月18日(木)~31日(水) 詳細はこちら
Aug.13.2011
5:06 PM
[ Press ]
難波パークス店 8月13日(土) 1日クローズのお知らせ
いつもご愛顧いただきまして、誠に有難うございます。
本日、ガリャルダガランテ 難波パークス店におきまして、 8月13日(土) 1日に限り、 ご招待制の受注会を開催している為、クローズとさせていただいております。
14日(日)より通常営業とさせていただきます。
どうぞよろしくお願い致します。
Aug.12.2011
5:36 PM
[ Buyer ]
キプロス伝統の織物
こんにちは、バイヤーの山之上です。

本日は、秋を感じる異素材が魅力のJoanna Louca(ジョアンナ・ルカ)の bagをご紹介致します。

パリの展示会、PREMIERE CLASSにてオーダしているJoanna Loucaのbag。 PREMIERE CLASSでは、GALANTEの遊びのある小物探しには欠かせない 展示会場で、今まで発掘したブランドも数知れず。 何回、足を運んでも必ず行く度に、心掴まれるものが見つかります。

Joanna Louca(ジョアンナ・ルカ)もその1つでGALANTEでは、 随分、前からオーダーしているブランド。 素材使いが魅力のJoanna Loucaは、キプロスの伝統織物をモードに ミックスし、手作りの温もりが感じられるデザインです。

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RIMG3791.JPG ¥75,600(税込)

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RIMG3789.JPG ¥67,200(税込)

私のお気に入りは、こちらのクラッチバッグ。 以前から、ちょっと気軽に出掛けるときにサイズ感のある クラッチバッグを探していました。 普通のパーティバッグでは、用途が限られるので ラフに普段使いもできるオシャレなクラッチがマスト。 デニムに白シャツで、シンプルなスタイルにこんなクラッチを 合わせたいです。

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RIMG3792.JPG ¥45,150(税込)

いつも着こなしが素敵なジョアンナさん。 スカーフ使いがお手本になります。 気取らずナチュラルな雰囲気が魅力なデザイナーさんです。

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Aug.10.2011
5:32 PM
[ Press ]
Pont des Arts
こんにちは、プレスの高田です。
カタログ撮影スポット第三弾、今回はセーヌ川に架かる「Pont des Arts」です。 こちらもチャプター2のカット。「昼下がりのセーヌ川」をイメージする橋を探しました。
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2011y08m06d_174235562.jpg 現代アートのような、印象的な編み目が特徴的なタッカーのニットワンピースに サルトルのブーツを合わせて、ハイセンスなパリジェンヌのよう。
モノクロのカットも映画のようで素敵です。 CIMG0912.JPG 選んだ橋は7連アーチの橋、『Pont des Arts』。日本語にすると"芸術橋"。
ルーブル宮殿の別名Palais des Artsから名付けられたとも、 あるいは橋のすぐ近くにあり、現在はフランス学士院になっている建物に ナポレオンが芸術学校を置くことを想定して名が付けられたとも言われているようです。
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セーヌ川にはいくつも橋があり、ぐるぐる回り。。 下りたり、上ったりしながら。。
ベストな橋をチョイスしました! 他にもこんな素敵な橋もありましたが、今回は残念ながら使用せず。 2011y08m06d_174418281.jpg ちなみに、よーく見るとカタログにも映っている沢山の南京錠に気づきましたか? これは、恋人達が「離れない」ために愛を誓って二人で付けているのだそう。
「鴨?」といわれたこともありましたが、いえいえ、鴨ではなく、ロマンチックな南京錠です。
恋人達の街とも言われるパリらしい素敵なスポット。 パリのブランド、サルトルを履いてパリジェンヌのように歩きたいですね!
Aug.09.2011
4:19 PM
[ Press ]
Galerie Vivienne
こんにちは、プレスの高田です。
カタログ撮影スポット第二段、今回は『Galerie Vivienne』です。
チャプター2のイメージ「昼下がりのセーヌ川を望む橋を渡り、秋風を感じながら パサージュへとギャラリー巡り」。 これを表現したカットがこちらの2枚です。 2011y08m06d_171058203.jpg
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柔らかく身を包むドルマンスリーブのニットに、アーティな印象を与えるプリントワンピース。 懐かしさと、今っぽさを組み合わせたコーディネートです。
パサージュというキーワードがある限り、これは絶対に外れないところ!!
パリにはパサージュがいくつかありますが、その中でも一番美しいといわれている 『Galerie Vivienne』をセレクトしました。
CIMG0917.JPG 『Galerie Vivienne』は1974年には歴史的建造物に認定されたように、 入り口の美しい装飾や、ガラス屋根、モザイクタイルが敷き詰められた回廊など、 ショッピングはもちろん、建築物が好きな方にもおすすめしたいスポット。
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フランス映画、「地下鉄のザジ」で、主人公の少女ザジが逃げ回るシーンで 使われているのもここ。
19世紀のパリにタイムスリップしたような、クラシックでエレガントな空間は まさにGALLARDAGALANTEが考えるクラシックです。
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そして、同じコーディネートをモノクロで表現したカットを撮影したのは 入り口にある『Bistrot Vivienne』。
レトロでノスタルジーな雰囲気が漂う、素敵なビストロです。
CIMG0924.JPG 撮影のために、山崎ディレクター含め、全員で椅子やソファーを動かして、 創った素敵なカット。。。
こんなコーディネートで、カフェに訪れてみてはいかがでしょうか。
Aug.08.2011
5:22 PM
[ Press ]
Brasserie Lipp
こんにちは、プレスの高田です。
今回はカタログで訪れたパリのスポットをご紹介したいと思います! まずはこのカット。 2011y08m06d_162506296.jpg
2011y08m06d_162526375.jpg 「華やかな舞台のあとは、夜景をバックにディナーへ」、という "チャプター4"をイメージした一枚です。
ドラマティックな、光沢感のあるリバティプリントのワンピースに、 IMUKA TIMUKAT PARIS とのコラボレーションストールを合わせたコーディネートは まさに淑女な印象。
このワンピースにぴったりなディナースポットとして、選んだのがこちら、 『Brasserie Lipp』2011y08m06d_163416187.jpg サンジェルマンの老舗ブラッスリーで、木製の回転扉を押して中に入ると ノスタルジックでクラシックな内装がお出迎え。
壁には美しい陶磁器タイルが装飾されており、、その隙間を埋めるようにガラスの壁が覆い、 古めかしい様な懐かしい様な、老舗感たっぷりの素敵な店内です。
CIMG0889.JPG 有名人も常連が多いというリップ。
最終日に食事をした席は「ブラッドピットと、ヴァネッサパラディがお気に入りの席」と ギャルソンに教えてもらい、若干テンションも上がります。。。
その昔は、小説家のヘミングウェイが通っていたりと文化人にも愛されていた お店で、夜は予約必須の賑わいでした。
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パリに訪れた際には、ドラマティックにファーを纏ってBrasserie Lippを訪れてみては いかがでしょうか。