スタイリングを豊かにするスカーフ。
ベーシックアイテムである白Tシャツ・デニムジャケット・トレンチコートも
スカーフを1枚プラスするだけで印象を変えることが出来ます。
ワードローブを充実させるために新しいトップスを1枚買い足す以外に
1枚の軽やかなスカーフを加えるだけで、着こなしの幅は広がりをみせます。
シンプルな巻き方~から応用編まで3カテゴリー別に
手軽に取り入れる事ができるスカーフの巻き方をご紹介します。
ボトムスやアウターでも、ポイント使いで、シンプルなスタイリングを格上げ。
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[基本のバイアス折り]裏を上にして角の中心まで折る。タグが付いている場合は、タグを付いている角を中面に折るのがポイント。
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三つ折りにする。
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さらに三つ折りにする。
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ウエストサイドのベルトループに通してルップノットにする。
※ループノットはMIDDLE CLASSⅢをご参照下さい。
ウエストのベルトループ2箇所にポイントで巻くだけで、華やぎとトレンド感をプラス。
巻く際に、ウエストのフロントではなくサイド位置に巻く事で、大人な印象に。又パンツの着脱も簡単です。
バイアス折りにして腰でひと巻きにするだけの簡単なアレンジ。
ウエストを引き締めてメリハリのあるコーディネイトに仕上げます。
スカーフの幅を狭く見せたい場合はベルトループ通す前に少しベルトをツイストすると
スカーフのボリューム感をおさえコンパクトな印象にも。
スカーフは、アウターの襟元のみならずベルト替わりにも使えます。
完全にベルトとして使う事もできますが、後身頃のウエスト部分の2箇所のループに通して巻く様な、
ベルト飾りとして使うのがお勧め。
歩く度に揺れ動くスカーフが女性の後姿をさらに美しく魅せます。
プチスカーフなら手首に巻いてアクセサリー感覚で楽しめます。
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[基本のバイアス折り]※詳細はBASICⅠをご参照ください。
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手首に2回巻く。
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解けにくくする為に1回捻ってもう一度手首に巻く。
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最後に固結びをして完成。
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大判ストールの場合は、ストール部分を長めに出して結ぶのも◎
色・柄が華やかなスカーフはノーアクセサリーでもスタイリシュにコーディネイトが決まります。
洋服と同系色のカラーを選べば、統一感のある仕上がりになってスタイル全体がまとまります。
スタイリングの差し色としてスカーフのカラーを鮮やかにするのもおすすめです。
小さい正方形型のスカーフは首もとの手軽なアクセントになります。
ゆるく首にひとまき1色、顔の近くにきれいな色を加えるだけで、印象はパッと華やかになります。
アクセサリーの感覚で使いましょう。中判サイズの場合は、ループノットで巻くのがベター。
※ループノットはMIDDLE CLASSⅢをご参照下さい。
CA(キャビンアテンダント)がしているスカーフの巻き方に似た、簡単に出来、首回りを華やかにする巻き方です。
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[基本のバイアス折り]]※詳細はBASICⅠをご参照ください。
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スカーフのサイズにより、スカーフを三角に半分に折りじゃばらに細くしてから巻くのも可。
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首に2回巻きつける。巻き方をゆるくする事でこなれた印象にするのも可。
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ウエストサイドのベルトループに通してルップノットにする。
※ループノットはMIDDLE CLASSⅢをご参照下さい。
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CAさんのようにリボン結びをするとよりフェミニンな印象に。
大判のスカーフを首元にコンパクトに二重に巻いて前で結んだ華やかな印象のスタイル。
ダブルで巻く事によって自然なスカーフのドレープが出来、女性らしい大人の表情が漂います。
シャープでインテリジェンスなネクタイ巻き。ジャケットやコートに相性の良い結び方です。
スカーフの柔らかさがスタイリングをソフトな印象に仕上げます。
結び目やドレープが簡単に調節可能なループノット。必ず覚えておきたい基本の結び方です。
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[基本のバイアス折り]]※詳細はBASICⅠをご参照ください。
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スカーフの先端を少し残し、ゆるめの結び目を作る。
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もう片方の先端を結び目に通す。
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結び目を締めて、好みの位置に結び目を持ってくる。
ループノットは、普通の固結びをするよりもコンパクトに収まり、きりっと知的な印象に。
ソフトな雰囲気にしたいなら柔らかい素材を、シャープに決めたい時はハリのある素材を使いましょう。
シャツやTシャツ等のつまった襟元にもあいます。
正方形のスカーフを対角線上で半分に折り三角部分を背中にまわし、フロントで結ぶSAILOR(セイラー)巻き。
ノーカラーブラウスやTシャツにコーディネイトしたり、クールな白シャツに合わせてゆったり巻けば、大人の着こなしに。
スカーフの色や柄を楽しめる、王道の巻き方です。
一番簡単なヘッドスカーフ巻きの1つ、「ツイスト」。顔の中心部分でツイストさせ、後ろで固結びするだけの簡単スタイル。
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[基本のバイアス折り]]※詳細はBASICⅠをご参照ください。
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頭の後ろから前に向かってぐるりと巻く。
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おでこもしくは、頭の前部分で1~2回程ねじりをつくる。
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交差させたスカーフの先を後ろに持ってきて、しっかりと結ぶ。
スカーフの長さ・太さもあらゆるもので対応可能な巻き方。
デニム等のシンプルなスタイリングをアップデートしてくれます。
スカーフの幅の太さでイメージが異なるので、コーディネイトや雰囲気にあわせてベストバランスにするのがポイント。
スカーフのカラーは、カラフルになる程カジュアル感やリゾート感が強くなる傾向があるので、
上品に仕上げたい場合はホワイト~ベージュトーンがお勧めです。
- SHIRT ¥39,000(+TAX) AGLINI
- PANTS ¥41,000(+TAX) AMO
- SCARF ¥14,000(+TAX) GALLARDAGALANTE 4月下旬発売予定
スカーフを三角に折り、頭を包みこむように巻き、後ろで結ぶだけのBACK KNOT(バックノット)。
ボリューム感がある巻き方なので、トーン×トーンなどのシンプルなコーディネイトや
70's CHICな印象にしたい際にお勧めです。耳を半分隠すのがポイント。小顔効果も有ります。
基本のバイヤス折をしたものを中折れハットに巻き付け結ぶ。
※詳細はBASICⅠをご参照ください。
シンプルなストローハット等に巻きつける事でスタイリングがカジュアルダウン。
結び目を長く流す場合はよりリゾートな印象が強くなります。
首や手に巻きつける以外にバッグのアクセサリーとなる巻き方を公開。
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バイアス折りしたものを(※詳細はBASICⅠをご参照ください)、まずは片側に先端でスカーフを少し残して固結びをする。
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バッグのフタを開き、ツイストしたスカーフを巻きつけて完成。
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スカーフの結び目は、バッグの内側にしまい込んでも、バッグの片方のサイドからあえて出してチャーム風にしても◎
スカーフそのものが、バッグのハンドルとなるアレンジ方法。
バッグのストラップが取り外し可能なタイプや2WAYで使えるクラッチバッグタイプにお勧め。
バッグからゆらゆら揺れるスカーフがアクセント。
バッグのハンドルの付根に、スカーフをゆるめに結ぶだけで、個性的でこなれ感のあるスタイリングに。
バッグによって、大きめな結び目にしたり、リボン結びをしたりチャーム感覚で印象をかえる事もお勧めです。
キャンバス地のトートバッグにも◎
デイリーに使っているシンプルな定番バッグを華やかに個性的に変身させる巻き方。
汚れがちな持ち手をカバーすることもできる一石二鳥なアレンジ方法です。