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Press Blog


2012. 05. 11

音楽とたわむれたオシャレな一夜!「ガリャルダガランテ×ブルーノート東京」

こんにちは。ファッションジャーナリストの宮田理江です。 先にお知らせした(4/20ブログ)、http://www.gallardagalante.com/galante/blog/2012/04/blue-note-tokyo-1.html 「ガリャルダガランテ」と「ブルーノート東京」のコラボレーションイベントがゴールデンウイーク中の5月6日、2回の公演に分けて開催されました。 「GALLARDAGALANTE loves JAZZ at BLUE NOTE TOKYO music by PAPIK」と銘打った音楽の夕べには「ガリャルダガランテ」の顧客の皆さんが大勢、集まってくださり、「ブルーノート東京」の方がびっくりするぐらいの大入りとなりました。 普段の「ブルーノート東京」では、割と通い慣れた男性が女性をエスコートして訪れるケースが多く、スーツ姿の男性やドレスアップした女性が集まることも多いのですが、この日は「ガリャルダガランテ」からのお誘いを受けて初めて「ブルーノート東京」に足を向けたという人が多かったらしく、いつもとはちょっと違う初々しい雰囲気に包まれました。 「ガリャルダガランテ」のテイストをよくご存じのお客様が大半だったせいか、当日は今季のテーマに沿ったリゾート風やリラクシングな装いの来場者が多かったことも、日頃よりもくつろいだムードを醸し出していました。 ステージに上がったイタリアのモダン・クラブ・ジャズのグループ「PAPIK(パピック)」が初来日を果たし、しかも「ブルーノート東京」初登場とあって、観客席の瞳はどれもキラキラと輝いて見えました。 イタリアン・ニュージャズの担い手である「PAPIK」の音楽は幅広い傾向のサウンドとクロスオーバーしているので、ジャズを聴き慣れない人の耳にもやさしく忍び込みます。 その意味で今回のライブはジャズファンにもビギナーにも喜ばれる絶妙の企画だと感じました。 約300席が用意されたファーストステージ(午後6時開演)からいきなり満席状態。カウンター席に追加の椅子が置かれるほどの盛況でした。続くセカンドステージ(午後8時45分開演)も同様の大入りが続き、観客はイタリアから吹き寄せた新しいジャズの風に身を任せ、心をほどくひとときを思い思いに楽しんでいるようでした。 この日だけのスペシャルなオリジナルカクテルは「オーガニック・リモンチェッロ」。新鮮なレモンの皮をウォッカに漬け込んだイタリアの果実酒で、シチリアの夏風のように爽やかなソーダ割りと、レモンの香りを楽しめるそのままのロック、そしてマティーニという3種が用意されました。 上質の音楽に耳を傾けながら、食事やカクテルで舌も笑うライブレストランという空間は、趣味のよい大人が「非日常」を求めて集う場所と言えます。当日の来場者の皆さんもそれぞれの着こなしに身に包んで優雅に楽しんでいる雰囲気がこちらにまで伝わってきました。 「PAPIK」は古典的なジャズのスタイルを離れ、ポップスやイージーリスニングなど、様々な音楽と融合した枠にとらわれないジャズの「かたち」を提案しているグループ。 実はその楽曲は「ガリャルダガランテ」のショップ内で流されているので、来店時にそれと知らず耳にしている人も多いことでしょう。実際、当日のライブの合間には「あの歌、お店で聴いたことある」「そうそう」といった会話が来場者の間から聞かれました。 束縛されない感じが伝わる「PAPIK」のサウンドは旅やリゾートの雰囲気がある「ガリャルダガランテ」にぴったり。メインボーカルは伊達男のアラン・スカファーディですが、イタリアを拠点に活動するディーバ(歌姫)、エリー・ブルーナも参加。 踊り出したくなるようなアランの歌声と、メロウなエリーのボーカルが交互に耳をほぐすように流れ込み、音楽にもてあそばれる快感を会場を埋めた聴衆全員が分かち合いました。       来日後の貴重な時間を割いてエリーがインタビューに答えてくれたので、以下にそのやりとりをご紹介します。 Q 「PAPIK」の音楽について教えてください―― 「ジャズ」というくくりだけでは、「PAPIK」の音楽を説明できません。ポップスやイージーリスニング、ファンキーミュージックなど、様々な要素をミックスして、「PAPIK」のサウンドは成り立っています。聴き手の層も広くて、ファンには10代も60代もいます。エイジレスなサウンドと言ってよいでしょう。私は英語でもイタリア語でも歌っているので、ワールドワイドにPAPIKの音楽を楽しんでもらえたらうれしいです。 Q どんなファッションが好きですか―― 私は、スタイルをあまり固定しないようにしています。「PAPIK」の音楽とも通じるところですが、いろいろな服をその日の気分に合わせて着ます。ロックテイストの服を着ることもあります。ポップス風やメキシコっぽいテイストを選ぶ日もあり、日替わりで様々なムードを選んでファッションを楽しみます。色はルビーのようなワインレッドが特に好きで、ほかには、ガリャルダガランテが提案するような、グリーンやイエローのナチュラルカラーも好きでよく着ますね。今日のスタイルもそうです。逆に、グレー系の地味色はあまり着ないかも知れません。 Q 日本人女性のファッションをどう思いますか―― 原宿を少しだけ歩きましたが、どの人もとてもおしゃれで、それぞれにテーマのある、全身整った着こなしをしていたのに驚きました。個性的なスタイルの人がいたのも興味深く感じました。ヨーロッパではこういう風景はまず目にしません。イタリアでは日本ほどおしゃれではない人も珍しくありません。私は色々なファッションに興味があるので、日本人女性のファッションも参考にしてみたいと思いました。 エリーはこの日、「ガリャルダガランテ」のコーデに身を包んでステージに登場。カフタン風のシャツに、フェミニンなマキシ丈スカートを合わせ、優雅なつば広帽子をかぶって、エスニックなストールを垂らすという、見事なアーバンリゾートスタイルを披露してくれました。ゆったりしたマキシ丈スカートは、「ガリャルダガランテ」の2012年春夏のイメージカントリーである南イタリアの気配を感じさせ、彼女の健やかな歌声にもなじんで見えました。ストールと帽子もアクセントになって、ステージの動きに味わいがプラス。本人も「この服は着心地がよくて素敵」と、気に入っていたようでした。 写真はショップの顧客さんたちと一緒に来店した店長さんやスタッフさんたち。皆さん思い思いのおしゃれを披露していました。 客席を見渡すと、「ガリャルダガランテ」の服や小物を身につけた女性がたくさんいて、みんなで同じ感覚をゆるく共有しているような心地よさがありました。 ファッションと同じように、音楽にも聴く人の気持ちを揺さぶったり、気分を盛り上げたりする作用があります。 「PAPIK」のポジティブでうららかな響きはこの場に居合わせた全員の心をハッピーでのどかなトーンで染め上げました。 ライブ終了後も多くの来場者が会場を立ち去ろうとせず、通路やロビーで仲間同士、言葉を交わし続けていたり、写真を撮りあったりというのも、なかなか目にすることのない風景でした。 初夏の前奏曲となったグルーヴィーなライブは参加した全員に、幸せな余熱を残して幕を閉じました。 「PAPIK」の曲はセカンドアルバム『Music Inside』がIRMA records(イルマレコード)からリリースされているので、興味を持った方は聴いてみてください。 この日、あらためて感じたのは、おしゃれをして出掛けるイベントがあると、ファッションはさらに楽しくなるということ。 「ブルーノート東京」の公演スケジュールを見て何だか心惹かれるライブを見付けたら、ブルーノートの目利きを信じて味覚や嗅覚まで含めた五感で楽しむ1夜をリザーブしてみてはいかがでしょう。そのアーティストを深く知らなくても、アルバムの「ジャケット買い」に似た感覚で足を運んでみることをおすすめします。 「ガリャルダガランテ」のショップで流れている音楽が気に入ったら、ショップスタッフに曲を尋ねてみるのもいいでしょう。 イタリアン・ニュージャズやボサノバなどの、心をなでる曲を集めたオリジナルCDもリリースされているから、耳を傾けてみてください。 GALLARDAGALANTE loves JAZZ at BLUE NOTE TOKYO music by PAPIKhttp://www.gallardagalante.com/galante/special/gglovesjazz2012/ BLUE NOTE TOKYOhttp://www.bluenote.co.jp/jp/ IRMA records「PAPIK」http://www.irmagroup.jp/irma_artist/papik PHOTO by TAKUO SATO [LIVE]  


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