メスキータとは、スペイン語でイスラム教の礼拝堂のことです。
イスラム寺院なのですが、歴史を重ねキリスト教と混じりあった個性的な、美しい寺院です。
中庭には、オレンジの木がたくさん植えられていますが、イスラム時代はお祈りの前の身体を清める為に使われていたようです。
オレンジの中庭を通るとしゅろの門があり、そこから中に入れます。
しゅろの門を入ったところは、8世紀・アブドアルラマン1世が最初に建てた場所にあたります。
天井を見上げるまでもなく、内部にはたくさんの2重のアーチが柱で支えられていて、柱やアーチが木であったら、まるで森の中のよう。
赤い部分のレンガと白の部分の化粧しっくいで組み合わされています。
堂内は、落ち着いた照明で、幻想的な雰囲気で854本のアーチは壮観な眺めでした。
